目的
FBXファイルは、幾何学ジオメトリ(Geometry)、素材(Material)、関節(Joint)、カメラ、カメラのアニメーション情報をインポート/エクスポートすることができます。
メニュー選択
FBXのインポート
メインメニュー ▶ ファイル ▶ インポート ▶ FBX
FBXのエクスポート
メインメニュー ▶ ファイル ▶ エクスポート ▶ FBX
操作方法
FBXのインポート
①下記の方法でパスをたどります。
メインメニュー ▶ ファイル ▶ インポート ▶ FBX
→ ファイルを開く画面が表示されます。
②目的のファイルを選択し、[OK]をクリックします。
→ FBXインポート画面が表示されます。
③詳細項目を設定し、[OK]をクリックします。
→ FBXが設定したオプションに応じて開きます。
データ | カメラ | カメラ情報、またはカメラのアニメーション情報を読込む場合チェックします。 |
アニメーション | アニメーション情報を読込む場合チェックします。 | |
キャッシュアニメーション(MC) | キャッシュアニメーション情報を読込む場合チェックします。 | |
倍率 | 数値を直接入力するか、必要な単位を選択します。 | |
軸変換 | 物体の軸方向を変換します |
FBXのエクスポート
①下記の方法でパスをたどります。
メインメニュー ▶ ファイル ▶ エクスポート ▶ FBX
→ ファイルを保存する画面が表示されます。
②ファイルのパスと名前を設定し、[OK]をクリックします。
→ FBXエクスポート画面が表示されます。
③詳細項目を設定し、[OK]をクリックします。
→ FBXが設定したオプションに応じてエクスポートされます。
オブジェクト Object |
アバター選択(ver 6.1) エクスポートするアバターを選択します。 |
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単一のオブジェクト(Single Object) 選択された複数の物体を一つのオブジェクトとしてエクスポートします。 ▲エクスポートしたファイルをMayaにインポートした様子 |
複数のオブジェクト(Multiple Objects) 選択された複数の物体をそれぞれのオブジェクトとしてエクスポートします。 ▲エクスポートしたファイルをMayaにインポートした様子 |
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結合しない(Unweld) パターンが縫い合せで接続している部分の ▲エクスポートしたファイルをMayaにインポートして頂点を移動した様子 |
結合する(weld) パターンが縫い合せで接続している部分の頂点(メッシュの点)を一つの点に結合します。 ▲エクスポートしたファイルをMayaにインポートして頂点を移動した様子 |
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ワークスペースで選択したパターンの統合: 選択したパターン同士の縫い合せで接続している部分を結合(Weld)します。 | |||||||
薄い(Thin) レンダリングの厚みの値を上げてあっても、 ※オブジェクトを単一のオブジェクトとしてエクスポートする場合、その側面(前面、背面、側面)のテクスチャが異なっていても、 ▲エクスポートしたファイルをMarvelous Designerで再インポートした様子 |
厚い(Thick) レンダリングの厚みの値をジオメトリ(Geometry)にエクスポートします。 ※ 2.3.0バージョン以降ではパターンのメッシュが四角形(Quad)の時も厚みをエクスポートすることができます。 ▲エクスポートしたファイルをMarvelous Designerで再インポートした様子 |
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統合されたUV座標: すべてのパターンのテクスチャ情報を0から1の間のUV座標値の中に合せてエクスポートします。 ※参照: 統合テクスチャ (Ver.3.1.0~)
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アニメーション Animation | アニメーション: 読込んだFBXファイルにファイルに含まれていたアニメーション情報を一緒に保存します。 | ||||||
キャッシュアニメーション(MC): 録画した衣装アニメーションをキャッシュデータとして一緒に保存します。 | |||||||
倍率 Scale | 数値を入力するか単位を選択して、エクスポートするファイルのスケールを調整します。 | ||||||
軸変換 Axis Conversion | オブジェクトの各軸の方向を変更します。 | ||||||
アニメーション Animation | 全領域 録画されたすべての衣装アニメーションを保存します。 | 再生領域のみ 設定した再生領域の衣装アニメーションだけを保存します。 | |||||
ファイル File |
ファイルの種類: Binary/Ascii のどちらのタイプで保存するかを選択します。
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テクスチャ画像の相対パスとして保存: テクスチャ画像をパスなし・テクスチャの名前のみで保存します。 したがって、保存したFBXファイルとファイルに使用されたテクスチャ画像が同じパスにあれば、テクスチャ画像を自動的に適用します。 |
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テクスチャ画像の絶対パスとして保存: テクスチャ画像があったフォルダのパスをテクスチャ画像のパスとして保存します。 したがって、テクスチャ画像のパスが変わるとテクスチャ画像を適用することができません。 |
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テクスチャファイルと一緒に保存(.zip): 使用されたテクスチャファイルと一緒にzipファイルとしてエクスポートします。 |
※FBX SDK2020バージョンが利用可能です。(MD10版)
FBXとしてマーベラスデザイナーにインポートされたジョイントのみがFBXとしてエクスポートできます。
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