パッカリング (バージョン2024.0以上) – Marvelous Designer

パッカリング作成

パターン外周線、内部線、縫い合せにパッカリングを作成可能です。

手順

線パッカリング

線分を選択してパッカリングを作成します。

1. 以下の手順で線分パッカリングツールを選択します。

メインメニュー → 素材 → パッカリング → 線パッカリング

2Dウィンドウツールバー → 線パッカリング

2. パッカリングを作成する線分を選択します。

自由パッカリング

パターン外周線及び内部線分にパッカリングを作成可能です。

1. 以下の手順で自由パッカリングツールを選択します。

メインメニュー → 素材 → パッカリング → 自由パッカリング

2Dウィンドウツールバー → 自由パッカリング

2. 線分上のパッカリングを作成したい始点と終点をクリックします。

縫い合せ線パッカリング

縫い合せに沿ってパッカリングを作成かのうです。

1. 以下の手順で縫い合せ線パッカリングツールを選択します。

メインメニュー → 素材 → パッカリング → 縫い合せ線パッカリング

2Dウィンドウツールバー → 縫い合せ線パッカリング

2. パッカリングを作成する縫い合せを選択します。

結果

→ 指定した線分、縫い合せにパッカリングが生成されます。
→ 生成されたパッカリングは3Dウィンドウで確認できます。
→ 縫い合せ線パッカリングは、パッカリングのパラメーターの「位置」項目の設定によって片方及び、両方のパターンに適用されます。

※ 2Dウィンドウ上でパッカリングを適用したいすべての線分が含まれるようドラッグ選択、または2Dウィンドウをダブルクリックして多角形選択ツールをアクティブにし、線分を選択、パッカリングを一括作成可能です。パッカリングは重複作成できません。

パッカリング編集

パッカリングを選択して位置、長さなどの編集が可能です。

手順

1. 以下の手順でパッカリング編集を選択します。

メインメニュー → 素材 → パッカリング → パッカリング編集

2Dウィンドウツールバー → パッカリング編集

2. パッカリングを編集します。

3. Deleteキーでパッカリングを削除可能です。

結果

→ 移動：パッカリングを選択、ドラッグして移動
→ 長さの編集：パッカリングの先端を選択、ドラッグして長さ編集
編集中右クリックで数値入力のダイアログボックスが表示されます。

パッカリングのプロパティ

パッカリングのプロパティを個別に設定可能です。

手順

1. パッカリング編集ツールでパッカリングを選択し、プロパティーを変更します。

Property Editorにパッカリングのプロパティが表示されます。

		説明
名前		パッカリングに名前を付けることができます。
スタイル		パッカリングのスタイルを変更します。
拡大		パッカリングの始点及び終点をパターンの外周線まで延長します。
オフセット	オフセット（mm）	パッカリングから線分までの間隔を調整します。
	Z軸距離（mm）	パッカリングのZ軸距離を調整します。
位置	パッカリング	縫い合せパッカリング時にどちらのパターン側にパッカリングを適用するか選択可能です。
	フリップ	内部線分にパッカリングを適用している場合、どちら側にパッカリングを適用するか選択可能です。

2. パッカリングを右クリックしてコンテキストメニューを開きます。

メニュー		説明
同じプロパティーのすべてを選択		選択した物と同じプロパティーのパッカリングをすべて選択します。
新規パッカリングに適用		パッカリングスタイルを新しく作成し、適用します。
削除		パッカリングを削除します。 ※選択したパッカリングはDeleteキーによる削除も可能です。

パッカリングウィンドウ

ウィンドウ選択メニューからPuckeringウィンドウを選択します。
パッカリングのスタイルの作成、選択、編集が可能です。

デフォルトでは Default_Puckering スタイルが適用されます。

パッカリングウィンドウのメニュー

メニュー		説明
追加		Default Puckeringスタイルと同じスタイルが追加されます。 ※既存のパッカリングファイルを使用して新しいパッカリングスタイルを追加するには、Libraryからパッカリングファイルをパッカリングタブにドラッグ&ドロップします。あるいは、お使いのOSのファイルブラウザーからパッカリングファイルをドラッグ&ドロップします。
コピー		選択したパッカリングスタイルを複製します。
追加		2Dウィンドウでパッカリングオブジェクトを選択し、「追加」すると、適用と同時にDefaultプロパティのスタイルで追加可能です。
未使用を削除		未使用のパッカリングスタイルを削除します。

パッカリング右クリックメニュー

メニュー		説明
削除		選択したパッカリングスタイルを削除します。
名前の変更		パッカリングスタイルの名前を変更します。
初期化		パッカリングスタイルのパラメーターを初期化します。
コピー		選択したパッカリングスタイルを複製します。
新しいパッカリングに併合		選択したパッカリングスタイルを一つのスタイルに併合します。併合されたパッカリングスタイルは Default Puckering のパラメーター設定になります。

パッカリングスタイルの適用

選択したパッカリングにパッカリングスタイルを適用します。

既存のパッカリングスタイルを適用

1. パッカリング作成時は選択されているパッカリングスタイルが適用されます。

2. パッカリングを選択中に、パッカリングスタイル右の「適用」ボタンをクリックするとパッカリングスタイルが適用されます。

新しいパッカリングスタイルを適用

1. パッカリングラインを選択して、パッカリングウィンドウ上部の「追加」ボタンをクリックします。

2. パッカリングラインを選択、右クリックメニューから「新規パッカリングに適用」を実行します。

パッカリングスタイルのプロパティ

パッカリングウィンドウ上で各スタイルを選択する事で下記プロパティ項目を編集可能です。

情報	名前	パッカリングスタイルの名前を変更します。
材質	5種類のプリセットを設定可能です。(Cotton, Denim, Leather, Nylon, Polyester)
	基本	テクスチャ	テクスチャを適用します。
			テクスチャの色削除	テクスチャの質感のみを残し、色を変更可能にするために設定します。
				影の強度	テクスチャの影の強度を調整します。
				影の明るさ	テクスチャの影の明るさを調整します。
		ノーマルマップ	ノーマルマップを指定します。
			強度 (%)	強度を調整します。
		色	テクスチャの色を変更します。
		不透明度	テクスチャの不透明度を変更します。
規格	密度（%）	密度を調整します。
	幅（mm）	パッカリングの幅を設定します。

パッカリングの表示/非表示

手順

1. 2Dウィンドウ上で表示/非表示

メインメニュー → ディスプレイ → 素材 → パッカリング表示

2Dウィンドウ内ディスプレイアイコン → パッカリング表示

2. 3Dウィンドウ上で表示/非表示

メインメニュー → ディスプレイ → 素材 → パッカリング表示

3Dウィンドウアイコン → 3D副資材表示 → パッカリング表示

結果

→ 作成したパーカリングをウィンドウですべて表示または非表示にすることができます。

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